ハシゴとチャーリー
簡易型バードツリーに設置している梯子を登り降りするだけでなし、写真のごとく足をかけ、ストレッチに利用するチャーリーは踊り子の素地があるように思う。
膨らんだチャーリー。
元に戻るとチャーリーの華奢な様子が際立つようである。
食餌について本日、別々に設置していたペレットとシードを改めて混ぜ合わせ、再びひと所に設置した。今朝の体重は三十三グラム。体重の増減が殆どないことと、青菜を積極的に食し始めたこと、それにペレットを啄む回数がかなり増えたこともあったので問題ないと判断した。それに伴い、ネクトンSを一時三日に一度にする。ビタミン過多による肝機能不全を考慮したためだ。
ただ、ビタミン過剰症は見方が様々あるため(オカメインコがなりやすいなど)、眉唾物として考え、普段の糞や体重の推移、羽など見ながら適宜量を調整したい。
最近チャーリーの気持ちが鳴き声や様子によって朧気ながら分かるようになった。温度管理が厳しくなる冬を乗り越えるため、万全の体制で臨みたい。
<了>
チャーリーの反抗期とコミュニケーションについて
チャーリーの筋力たるや凄まじいものがあるのだが、時たま危なっかしいところを見せるので手で支えてやることがある。
生後三ヶ月を過ぎ、人間でいう反抗期にあたる時期だという。実際私から遊びを誘っても、乗り気にならないと後退りし、静かな拒否をするようになった。
それでも玩具で遊んでいると反抗期が緩むらしく、指に頭を擦り付け、撫でるよう要求したり、写真のように甘噛みをして構って欲しい素振りをする。可愛いものである。
本格的な反抗期を迎える前に八分目程度(完全に満足させてしまう手前で辞めるのが良いとのこと。どこで読んだかは失念。)に期待に応え、信頼関係を築いていきたい。
人間の反抗期もそれまでの信頼関係によって表れてくる様子が違うように思う。実体験では、家族との信頼関係を築く労力を怠ったがゆえに随分遠回りをしてしまった。
今戻れるならもう少し上手くやれると思うのだが、生き物の生理として大いなる変化が起きている体を持ってやはり精神的に不安定になるのだろうか。家族といっても他人なのだから意思疎通を図ろうとする試みが肝要である。
本日は取り留めもない記事で大変恐縮である。いつも読んでいただき、スターや読者登録、はてなブックマークなど、ここで御礼申し上げる。
迅速なお返しも出来ていない最中であるが、何かの形でお返しをさせて頂くのでしばしお待ち下されば幸い。ぜひ今後とも宜しくお願い申し上げる。
また、セキセイインコを飼ってらっしゃる諸先輩方とも交流を持ちたい所存である。私が訪問した際に何か残すかもしれないが、差し支え無ければ気を悪くしないでいただければと思う。
インターネット上での交流もまた、意思疎通を図ろうとする試みが肝要だ。顔が見えないからこそ、温かいアクションが印象に残るのだなと感じるこの頃である。
<了>
簡易型バードツリー完成
『ザ・セキセイインコ』の影響を受け、意欲的に玩具作成をする私の横で完成を待ちかねるチャーリーである。
完成した後は早速強靭な脚と嘴を駆使してクライミングを始めた。正面から向かって左側と右側に鈴を二箇所設置した。
表側は色とりどりのビーズで紐を作成し、裏側はやはり色とりどりのプラスチックの輪で鎖を作成した。
このビーズの紐がいたく気に入った様子で、チャーリーは端を掴んで欲しいとせがむ。(チャーリーはほとんど私に何かを求めることはないので実に新鮮であった。)
頃合いを見計らう。
紐に飛び乗り、悠々とした表情を見せた。
この紐はビーズをテグスに通しただけの代物なのでくるくると空転し、バランスを取らないとそこに居続けることはできない。しかしその難しさがチャーリーの心を掴んだようで、時に転びながらも果敢に挑戦し続けていた。飽くなき挑戦心に付き合っていたら、就寝の時間を一分過ぎてしまったほどだ。
バードツリーとも言えぬ代物をチャーリーに提供したわけであるが、彼が非常に満ち足りていたので良しとする。
いつとも知れぬ野望だが、今度は本物のバードツリーをこさえてチャーリーを思う存分遊ばせてやりたいと思う。
<了>
誠文堂新光社『ザ・セキセイインコ』を読む
玩具作成中、チャーリーはプラスチックのこすれる音が気になったようで、私の足元でうろうろと歩き回る。しばらく作成の様子を濡れた黒い瞳で見つめ、ある程度形になるとその端から遊び始めるチャーリーである。完成品については後日まとめようと思う。
この玩具作成の意欲も、事前に書評執筆を表明していた『ザ・セキセイインコ』を読み終えたからに他ならない。
本書の構成は本編が十個のチャプターに分かれ、最後に用語集と付録としてセキセイインコに関する情報元、参考文献の記載がある。
セキセイインコを飼うにあたって必ず出会うだけあり、刊行日が二〇〇七年と少々古いことが気にならないほど良書だ。迎える準備から遊び方、食餌、玩具、病気、雛の育て方、巣引き、セキセイインコの仕草や鳴き声の意味など、非常に幅広い。
まずは本書を読み、気になる事柄があれば付録や参考文献を引用し、知識を深めていけばよい。特に三番目の「セキセイインコを迎える前の準備」の中にある「バードツリー」の作成方法は私にとって興味深く、早速米国版Amazonでネットサーフィンを行なった。
また、筆者の意見としてセキセイインコはより自然な状態で飼うのが最も良いという考え方なので、多頭飼いが推奨されている。今後、チャーリーに相棒を迎える際には相性を見ることができるよう、事前に相談するのが肝要であろう。
引き続き、同社刊行の雑誌『コンパニオンバード』も意欲的に取り寄せ、書評をまとめたいと感じた。
本書にこのような記載があった。
—どのセキセイインコも一羽として同じ鳥はいません。ですから、これから説明する行動が一から十まで自分の子にあてはまらなくても、心配はいりません。
「セキセイインコの気持ちを知ろう」冒頭部分より
チャーリーはセキセイインコであるが、その前にチャーリーという個体なのだと本書を読んで改めて思った。
ぜひ幸せに、二人と一匹で共に暮らしていきたいと玩具を作成しながら考える、木枯らしの夜である。
鳥飼いによるiPhone活用策その二-GIFアニメ-
本日も可愛い写真を撮ろうと試みたが、最近金網登りに偏執しているチャーリーであるため、動きが激しく、漸う撮れたと思ったら二時間経っていた。『ザ・セキセイインコ』のチャプターが三つ読める程度の時間である。
逆転の発想として、いっそ動画にしてみるのはどうだろうかと考えた。より愛らしさが自慢出来るし、思い出も鮮明に残せる。
だが、我が愛鳥がこれをきっかけにユーチューバーなどという派手で軽薄な(失礼)職業に就きたいとの申し出をしたら困る。そこでGIFアニメとして残すこととした。
利用したのは二つのアプリである。
まずはこちら。
はてなブログでGIFアニメを使う方法。GIFトースターの使い方 - 涙拭けよ
上記リンク先でも紹介されているアプリであり、使い方に関してはこちらの方が私が改めて記載するより分かり良いと思う。
最近ではこの金網登りをマスターしたと見えて、ケージの上やブランコを縦横無尽に駆け巡っている。
ぶら下がる小松菜を強靭な脚と嘴を使い、食す姿はなんと頼もしいことか。
また、もう一つはこちら。
逆再生を加え、加工を施した。GIFトースターと同様に操作は簡単である。
アプリを開いたら、最上部のメニューから該当項目を選択する。今回はバーストモードの写真を使用するため、「バースト」を選択する。
画像が読み込まれたらGIFアニメにしたいバースト写真を選択する。
すでにこの段階でGIFアニメとなっているのだが、左下の矢印をタップすると逆再生で作成することも可能だ。
更にタップすると順再生からの逆再生が作成できる。
僅か五回のタップでこの行ったり来たりGIFアニメが作成出来た。imgplayの場合、ロゴが入ってしまうが、動画作成技術の進化たるや、パソコンで二時間かけてGIFアニメを作っていた頃を思えば大した問題ではなかろう。
チャーリーの可愛さがとどまるところを知らず、私もまたiPhoneの手助けや諸先輩方の知恵を借りて、よりチャーリーを自慢すべく精進する所存。
<了>
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ディズニーランド仮装
iPhoneならこんなに美しく、シンデレラ城と花火を写すことができる。
腰痛治らぬ状態ではあるが、半年前より決められていた予定を取りやめられず、本日履行して参った。
また、ハローウィーンの仮装の約束をしていた。手作りの衣装であったため、昨日夜から本日早朝まで徹夜をして完成させた。
つまるところ、ブログ更新がなされなかったのはそのためである。
コメントやブックマークを頂いている状況であるので明日朝より個別に対応させていただければ幸いだ。レスポンスが遅く、恐縮である。
蛇足だが、久しぶりに5cmのヒールを履いたら、一歩も歩けぬほど足が疲弊した。途中で履物を変え、事なきを得たが、ハイヒールを普段利用される女性には感心する。私は二度と履きたくない。
<了>
保定してもセキセイインコに嫌われない方法
本日の副食はカルシウムが豊富という大根の葉を与えてみた。順調に食べ進めていたチャーリーだったが、軍手の上に置いた途端警戒を強める。
二、三日に一度就寝前に腹を撫で、適正体型が維持できているか確認をしている。
絵心がなく大変恐縮であるが、先に挙げた画像のようなやり方で行う。分かりづらいと感じられた方は「保定 セキセイインコ」などで検索していただくと分かり良い。
確認方法は竜骨という真中の骨が触れられ、かつ側の筋肉が程よく付いている状態がベストだと先生殿に聞いた。いわゆる船底の状態である。
詳細は以下のリンクを参照されたし。
前置きが長くなったが、つまりこの保定はセキセイインコにとって決して嬉しいものではないということだ。
チャーリーも例に漏れず、保定を嫌がる性質である。時間にして数十秒だが、保定後はまず手から粟穂も受け取らないのだから相当なものだろう。
そこで保定時には軍手をはめている諸先輩の記事(残念なことだが、リンク先を失念してしまった。)を読み、本日試してみた。
冒頭の写真の通り、軍手に対しては非常に警戒を見せたチャーリーだが、素手の方には満点の甘えを見せ、粟穂はもちろんのこと撫でさせてくれもした。これは大いなる進歩、発見である。
健康維持が大事であるとはいえ、人間でもジャンクフードが抗えぬほど美味であったり、胃カメラが嫌なのと同様で、鳥でも健康に気を遣うのは努力が必要なようだ。
また、セキセイインコの飼育について調べていると必ず出てくる『ザ・セキセイインコ』が手に入ったため、現在読み進めている。明日か明後日かに執筆せねばなるまい。
<了>