ぎっくり腰になる
この写真だとまるで虐待のように見えるが、撫でられている時は目を細め、気持ちよさそうにしているので安心していただきたい。
朝、日課のラジオ体操をしていると以前経験した激痛が私の体を貫いた。
ともかく落ち着くことと、まずは動かぬよう安静にするようにと医者殿に言われていたのでそのようにする。
また、ぎっくり腰は病院に行っても痛み止めを貰うのみで何もできないというが、別の要因の腰痛である可能性があるので素人判断はできない。とりあえず落ち着き次第、病院にむかう。
痛みで頭がまとまらぬ。内容のない記事で申し訳ないがここで失礼する。
<了>
初めての吐き戻し
冒頭より写真が多く、恐縮である。
セリアで購入した色とりどりの部品を組み合わせて作成した手製の玩具もまた、チャーリーの気に入りの玩具の一つ。写真の通り、突いたり、焦らしたり、首を振ったりして遊んでくれる。嬉しいことだ。
しかし昨日、随分機嫌よく遊んでいるなと思っていたらこの玩具の側に一粒、粟が落ちていた。首の振り方がわずかにゆったりで、咀嚼をしているような口の動きをした後、ふと目をそらした瞬間にそれはあった。
もしやと思い、その粟に触れるとぬると生暖かく、湿っていた。
生後三ヶ月経っていることもあり、可能性として充分あり得るが、まさかこんなに早く来るとは思わなかった。何故かといえば、発情対策としての基本である、就寝時間の原則を守っていたからに他ならぬ。
ただ、今思えば室温が高めであったかもしれぬし、餌が多すぎると安心しきって発情しやすくなるとも聞く。
また、健康診断の際、先生殿の忠告の一つに「玩具は不要。ハシゴのみでよい。」という忠告があった。にもかかわらず、我が子可愛さに常に入れている玩具が二つある。
まずは発情対象と思われる玩具の改造を行う。ステンレス製鈴が付いていたのでこれを撤去した。室温に関しても今までは二十五度から二十八度であったが二十度から二十五度になるように都度調整することとした。
本格的な換羽と発情が重なれば、小柄なチャーリーに重大な疾患が起きる可能性が高まる。それを防ぐためにも体重や糞の様子も引き続き、確認していく。
<了>
よんよん『山椒茶屋』一巻、二巻を読む
チャーリーのろう膜(鼻)を見ると生え際に微かな棘がある。撮影時も柔らかな幼鳥の羽毛がはらと落ちた。その羽毛を採取し、瓶に詰めた。成長を感じる日々である。
まこと単純なものだが、羽毛の瓶詰めも最近電子書籍にて購入した『山椒茶屋』の影響である。
本書は元々ブログで連載していたセキセイインコ漫画をまとめたもので、雛のさし餌や副菜、放鳥時の遊び方など楽しく読める本となっている。
実用的なところもさることながら、本書の魅力はその絵柄にある。飼い主であるよんよん氏始め、登場する人間の擬動物化で、セキセイインコの「山椒」の可愛らしさを邪魔しない。
また、キャラクターデザインが非常でシンプルがゆえに嫌味がなく、ほろりと解けるような心持ちがする。
ゆったりとしたエレクトロニカをBGMに夜寝る前読んでいただくと、巨大セキセイインコに埋もれる夢が見られるかもしれぬ。(本編の合間によんよん氏の一言イラストが添えてあるのだが、その中に巨大「山椒」に埋もれる一枚があった。このカットらもまた、鳩尾がほんのり暖まる。)
いくつかの電子書籍ではサンプルも見受けられたのでセキセイインコファンの方はぜひ一度お試しいただければ幸いである。
<了>
インコを飼い始めて一ヶ月で起きた良いこと三つ
セキセイインコのチャーリーと暮らし始めてから一ヶ月が経った。
振り返ると生活時間や方法が大きく変化し、また、それに伴って私の心身にも変化があったのでここで一度記しておこうと思う。
一つ、日々の生活を効率よく過ごせるようになった。
セキセイインコを飼う上で必ず気をつけねばならぬこと、それは発情抑制対策である。
最も効果を持つ方法の一つとして睡眠時間の管理があるが、チャーリーの場合は朝八時から夜九時。これはいかなる日も変わらない。ゆえに人間もそれに合わせて給餌や掃除をしてやる。
自然、飼い主の生活時間も固定される。休日であろうと朝八時に起き、生活を始めることでチャーリーに関すること以外でも習慣が身についた。前日の夜には明日のチャーリーのことを考えているので、別の用事でも忘れ物が少なくなり、遅刻することがなくなった。
二つ、煙草の本数が減った。
セキセイインコにとってタバコはもちろん有害であり、一度煙に曝されると中毒を起こす。それを防ぐために煙草を喫む時はチャーリーのいる部屋から出なければならない。実に面倒である。また、チャーリーの方も我々の姿が見えなくなると寂しそうな声を二、三度あげる。可哀想でならぬ。
ゆえに煙草を喫む機会が減る。本数も減る。じきに加熱式煙草に切り替わるやもしれぬが、その前に辞めることもできそうだ。
三つ、無駄な出費が激減した。
我が家は大食らいのくろがいることと、私が生活力のないことからエンゲル係数が非常に高かった。つまり、外食が多かったのである。
チャーリーが来たことで孤独にするのがしのびなく、外出の折には夜九時以降に出ることが暗黙の了解になった。私の住んでいる地域だとその時間は店が限られる。そして外食を諦める、というわけである。
また、外に出る度掛かる経費(買い物だとか遊戯費だとか)もまったくなくなった。
裏を返せば、今まで上記のことが出来ず、未熟で怠惰な生活をしてきたわけで、飼うまでは責任を持てるのか、自分が合わせられるのか、非常に不安だった。
親は最初から親ではないとはよく言うが、まさに私にも当てはまるといえよう。鳥飼いは最初から鳥飼いではないのだ。
ほんの小さなチャーリーであるが、日々私に大きな影響を与えている。本当にすごいことである。
<了>
鳥飼いによるiPhone/Apple Watch活用策その一-写真-
本日もまた元気よく小松菜を食すチャーリー。私が休日であるがゆえに良き写真を撮る方法を模索すべく働いてもらう所存であるので、前給金として受け取ってほしい。
なお、私は全くの写真素人であり、もっというなら自分の意思で撮った写真すらほとんどない。平成生まれのデジタル人間であるからして、プリクラだの自撮りだの学生の時分に強制させられたことがあるが、全く無頓着なので今の今まで写真について考えたことがなかった。
この写真は一ヶ月ほど前の写真であるが、すでに本日撮った写真と構図がそっくりである。私はこの事実に驚愕した。
撮影技術の未熟さに加えて、被写体がほぼケージから出ず(放鳥したとてくるうりと一周した後は必ずケージに戻る)、代わり映えのしない背景が更に追い打ちをかけるのだ。
前置きが長くなったが、以下Apple Watchを活用しながら撮ったチャーリーの写真をまずは見て欲しい。
撮影技術は一長一短で解決するものではないと考え、まずは背景、視点を変えた。
方法は簡単。iPhoneにペアリングしたApple Watchをカメラリモートモードにするだけである。
待受画面からデジタルクラウンを一度押してカメラリモートアプリを出す。
Apple Watch側で起動するとiPhoneも連動して起動する。Apple Watchの画面ではiPhoneのカメラで写している画面を見ることができるのだ。
バーストモード(十枚まで)やセルフタイマー、拡大(デジタルクラウンを回して調整)も利用できる。また、小さい画面ながらフォーカス位置をiPhone同様任意に設定できるのも嬉しい。
iPhoneをケージに入れ(ケージは殻や羽毛だらけなので小ぶりの台に立てかけると良い)、ショパンの子守唄を流しながら、Apple Watchでフォーカス調整し、撮影することも可能である。
またサンプル写真の素晴らしい羽毛だが、拡大してフォーカスを合わせるだけで美しい羽毛を撮影することができた。安い言葉で恐縮だが、iPhone様様である。
セキセイインコにとっての小松菜とその他副食
iPhoneにはバーストモードという連写機能があり、動き回るチャーリーを撮るのに便利である。少々ぼやけているが、なかなか可愛らしい姿を写すことができた。
豆苗を好むチャーリーは小松菜に対して消極的な態度を取る。青菜の中でも毎日与えてもよい優秀な性能であるので、都度与えるようにしていたのだが、やはり食べない。
そこで本日は細かく割いてやり、豆苗のごとき形状にして与えてみた。驚くことに全く食いつきが違った。むしろせがむくらいの姿勢を見せる。
にんじんやカボチャ、大豆など副食は様々なものがあり、またインコによって好みが全く違うのだという。今まで触れようとしなかった小松菜も形状を変えるだけで食すのだから、セキセイインコというのは味だけではなく、食自体にこだわりがあるのかもしれない。
かくいう私は生来の気質により、食せぬものがない。見た目が美麗でなくとも、匂いに癖があっても、大体楽しめる。育ちが良いとは決して言えないのでそれがどのような食事でも楽しめる逞しい舌を育てたのだと思う。
両親には感謝しきりである。
チャーリーにもどんな食餌を与えられたとて、楽しめるようなタフな鳥に育って欲しい。
<了>
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