毛繕い丸
簡易型バードツリーの上に藁籠を設置したと以前記事に記載したが、ビーズの連なりを藁籠に入れてやると随分執心の様子で、なかなかケージに入りたがらないチャーリーである。
最近綿毛だけでなく、芯のある羽根も抜け始めているので毛繕いに余念がない。藁籠で遊びながらも暇を見ては毛繕いしている。
セキセイインコにも毛引き症という病があるが、人間にも抜毛症という病があると知った。
いずれにしてもストレスが原因とのこと。
人間の場合は十歳から思春期の頃発症しやすく、条件としては成績優秀で母親の過干渉、両親からの期待が重圧となり、健康な毛を抜く行為として現れるそうである。
セキセイインコの場合は寂しさや環境の変化、単調な生活リズムに対する飽きなどで発症する。換羽との違いは根本にある。根本が透明で綺麗に抜けていれば換羽、毛引きなら無理やり引き抜くので血が付いていたり、換羽の羽根とはまるで違うために識別は可能だという。
五年間の抜毛症の進行の様子をまとめた動画を発見したため、ここで紹介しておく。
5 YEARS: Photo Every Day | Rebecca Brown - YouTube
レベッカブラウンさんという女性が作成した動画で、途中坊主にしているのは症状が深刻になったためだそうだ。
人間もセキセイインコも同様に生活に充実を覚え、のびのびと暮らしているととんと縁のない病ではあるが、何が引き金となるか、それこそとんと分からぬもの。
特にここ二、三日急激な温度変化に晒され、チャーリーも私もくろも疲れ気味だ。
仕事も私生活も六十パーセントから七十パーセントほどでやりくり、ノンストレスで過ごしたいものである。
<了>