再びの水浴びと目新しい副食の与え方について
紫色のミラー付きバードバスを購入したので、連日ではあるが気温の高い内に水浴びの方針を決めたく、チャーリーに与えた。
初めて見るものに尻込みするのはセキセイインコとしてよくある性質だが、この度のチャーリーの怯え方は通常のものと異なり、部屋を二度三度大きく旋回したのち、バードバス設置と対角線上の物陰に着地した。まるで目に入るだけで落ち着かぬと主張しているようであった。
そのため、バードバスと共に購入した、霧吹きを何度かかけてやることにする。こちらも初めて見たものであるはずだが、馴染みのものかのように振る舞う。それどころか、わざわざ近づいてきて催促するように胸を張る。随分みすぼらしい時化た鳥に身をやつしてなお、霧吹きを要求する。チャーリーの気持ちはここ一週間の天気のように読みづらい。
水浴びの方針として、まずはバードバスに慣れる段階と考え、籠の横に置いておく。しばらくは霧吹きで一週間に一度、水浴びをさせることとした。今後、バードバスを近づけても支障ないようであれば、一ヶ月に一度ほどこちらを使って水浴びをさせようと思う。
午後に上げた記事の中でゆで卵の黄身に挑戦しているチャーリーがいたが、その後放って置いたら自然と口にしていた。
食が細い彼は、普段小松菜が金網から落ちても拾ったりなどしない。しかし黄身の欠片はいたく気に入ったのか、落ちる度に拾って啄んでいた。先日のバナナや納豆は匂いや色が口にしない理由かと思っていたが、もしや与えたそれが大きすぎるのが原因かも知れぬ。
次回新しい副食を与える際には細かく刻んでから与えてみることとする。
<了>